米東海岸で現地時間の23日午後1時50分ごろ、首都ワシントンに近いバージニア州を震源とするマグニチュード(M)5.8の地震が発生した。この影響で同州の原子力発電所が運転を停止したほか、ワシントンやニューヨークでは建物から人々が避難したり観光地への立ち入りが一時禁止されたりするなどの影響が出た。死者や重傷者、建物の大きな損壊などは確認されていない。震源地は首都ワシントンから約141キロ南西のバージニア州ミネラル付近で、震源の深さは約5.9キロ。米地質調査所(USGS)によると、東海岸で起きた地震としては1944年のM5.8の地震、1897年のM5.9の地震と並び過去最大級だという。続いてマグニチュード2.8と2.2の余震も発生した。震源に近いノースアナ原子力発電所は、地震で電力の供給が止まり運転を停止したが、放射性物質の流出はなかったようです。とりあえず良かった。アメリカも今後のエネルギー政策をどうしていくのか、気になるところです。