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2011年8月8日月曜日

アラスカに粘着性のオレンジ色の物体が打ち上がる

アラスカ州北西部の辺境の村で、浜辺にオレンジ色の謎の物質が打ち上がっているのが発見されて話題となっている。市行政官のジャネット・ミッチェルさんによると、この謎の物質は一部の民家に置かれている雨水貯留用のバケツからも見つかっているという。また、沿岸警備隊のデビッド・モーズレイ氏は「この物質には石油は含まれておらず、人工のものではありません」とコメント。浜辺や港一帯に打ち上げられた“謎のオレンジ色の物質”を撮影した村民は、「変な匂いもしないし、手を突っ込んでみました」と話している。 (世界びっくりニュース)






見ればみるほど怪しげな物体です。よく手を突っ込む気になったなと思います。
 発見されたアラスカ北西部の街というのは具体的にはキバリーナ(Kivalina)という街でアラスカ州北西部、チェクチ海に面した街です。問題の物質(一枚目の写真)は8月3日に採取されたものだそうです。海岸にて発見され、翌日には屋根や飲料用の雨水貯留用のバケツからも見つかり、空から降ってきたものである可能性も指摘されています。オレンジ色の物質はその後、乾燥してパウダー状の物質になったようです。おそらく2枚目の写真がそれに当たると思います。住民は一体何が起こっているのか関心を寄せています。住民によればそれらはまったく見たことのないものであり、近くの亜鉛鉱山から出てきたものでもないことを確認しているようです。市は、子供たちに被害が及ばないように近づかせないこと、飲用水は必ず煮沸消毒するように呼びかけています。 キバリーナ から150マイル離れた川の水がオレンジ色に見えたという証言があるほど事態は深刻なようです。

危険なものでなければよいのですが。この謎の物体を食べた生き物を食卓にあげるのにはかなり抵抗があります。調査結果が一日も早く公開され、心安らかな生活に戻れるよう祈っています。