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2011年7月14日木曜日

Mac OS X Lion 不要論

楽しみにはしているのだけれど・・・ 
Mac OS X Lionの発売日が近づき、楽しみにしている方も多いのではないかと思います。個人的にもAirDropなどの機能は部分的に使ってみたいと思う部分もあり、登場を楽しみにしています。

デスクトップユーザーにメリットはあるか? 
ただ、その他の機能にあまりメリットを感じていないのも事実です。以前もPOSTしましたが、Snow Leopardで十分なのではないかと思うことの方が多いのです。一つにはiOSの優秀な部分をMac OS Xに取り込むという点です。操作がシンプルになるのは結構なのですが、デスクトップとタブレットではそもそも根本的に考え方が違うのではないかと思っています。残念ながらApp Storeも使い勝手がそれほどよくないのが正直なところです。最新版が即時公開されないApp Storeなんて使用する気も起きません。またマウスジェスチャが増えて便利になりそうではあるのですが、デスクトップのMacにはMicrosoft製のマウスを使っているため、メリットを感じません。一番使い道がわからないのはMission Controlです。ExposéとSpacesがあれば必要ないように感じます。すべてのアプリケーションウィンドウを一覧したいなんてことは全くもってないからです。あとは全画面表示や復元など追加される機能は様々ありますが、正直全画面表示するメリットを特に感じませんし、復元で再起動前の状態を復元してもらう必要性もあまり感じていません。こういった機能面よりも高速化やFinderの使い勝手など生産性向上にどれくらい寄与してくれるのかどうかが気になるところです。Snow Leopardの時にはあれだけアピールしていたというのに、今回は見かけていません。

Lionは不要か? 
OS X Lionがリリースされても、個人的には即座にインストールすることはないと思います。App Storeからのリリースということもあり、すべてが上手くいくのかどうか不透明なのも気になるため、他の方々のレビューなどを見てから考えようと思っています。また、すべてのアプリケーションがうまく動いてくれるかどうかも気になっています。先日公開されたFinal Cut Pro Xではシンプルになりすぎてユーザーから不評を買うなど、近年のAppleらしからぬ点が目につきます。また、LeopardからSnow Leopardの時は問題なかったのですが、毎回ATOKなどはうまく動かなくなるなどの問題があるように感じています。OSのバージョンが上がる度に購入していくのも考えものです。しばらくは購入を控えることになるでしょう。 今回のGIZMODOさんの記事は非常に参考になります。近くリリースされるLionがVistaのようにならないことを祈っています。