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2011年7月11日月曜日

熱中症にかかりにくくなる「暑熱順化」とは

暑熱順化とは、暑さに体が適応した状態のこと。順化前後で最も違うのは汗腺の働き。順化すると汗腺の機能が高まり、汗が出て行くときに汗腺でナトリウムが再吸収される。その結果、塩分の少ないサラサラの汗がかけるようになる。
素晴らしい。こういう状態になれば、もはや熱帯のような暑さを記録する日本の夏をもう少し楽に感じられるかもしれません。ではどうすればなれるのでしょうか?
暑熱順化させるポイントは自力で汗をかく練習を積むことだ。「半身浴やサウナで汗をかくだけでも効果はある。しかし、じっとしているだけだと順化が完成するまでに時間がかかるので、軽い運動を組み合わせて行うほうがいい」と鷹股教授。鷹股教授によると、運動強度を上げるほど順化速度は早くなる。例えば10分のウオーキングを1日5回、休憩を挟んで行えば、早い人で4~5日、遅くとも1週間程度で暑さに慣れる。運動初日よりもバテ感が減ってきたら順化が進んだサインだ。途中で熱中症にならないよう、休憩と水分補給を十分行いながら進めていこう。せっかく順化しても、運動をやめたり暑さに体をさらさない日が続くと効果は薄れてくる。続けることが何より大切だ。 
なるほど。やはり運動で汗をかくしかないのですね。私も夜に15~30分程度頑張って走っています。こうした積み重ねが重要なんですね。