まずWPF用のchartコントロールは最初から用意されていないため、ダウンロードする必要がある。
XAML上では以下の点を中心に記述する。
Chart.Axes:軸(X、Y)を定義する。インターバルや最大値・最小値の定義を行う。
Chart.Series:表示するChartの種類を定義する。どの値を軸にして表示するかなどの各種定義を行う。IndependentValueBinding、DependentValueBindingの二種類を必ず定義する必要がある。扱える種類についてはこちらが参考になる。
私は以上の二つを用いて以下のように定義した。
<chartingToolkit:Chart.Axes> <chartingToolkit:LinearAxis Orientation="Y" Maximum="5500" Minimum="2500" Interval="500"></chartingToolkit:LinearAxis> </chartingToolkit:Chart.Axes> <chartingToolkit:Chart.Series> <chartingToolkit:AreaSeries IndependentValueBinding="{Binding Path=Key}" DependentValueBinding="{Binding Path=Value}"></chartingToolkit:AreaSeries> </chartingToolkit:Chart.Series>試しに作ってみた東京電力の電力供給予想CSVをもとに実績値をグラフ化したものを以下に示す。
結構簡単に作れて便利だ。この他に実績値などを同一チャート上に表示することも可能なようで仕事で使う機会も増えるかもしれない。