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2011年7月14日木曜日

恐竜絶滅は隕石だったを肯定する証拠見つかる

恐竜絶滅の原因をめぐる30年続く論争で、このほど「巨大いん石衝突説」を支持する新たな証拠が寄せられた。
3メートルギャップをどう説明する? 
恐竜化石の宝庫である米モンタナ(Montana)州東部とノースダコタ(North Dakota)州西部の分厚い堆積層で、白亜紀・第三紀境界より以前の深さ3メートルの層からは化石が1個も見つかっていないことから、否定派は隕石衝突のはるか前に恐竜は既に絶滅していたと主張している。

 米エール大(Yale University)の研究チームは13日、英国王立協会(Royal Society)の会報「バイオロジー・レター(Biology Letter)」に、否定派のこの反論が正しくないことを示す確かな証拠を発見したとする論文を発表。モンタナ州南東部のヘルクリーク(Hell Creek)で発掘された角竜類の全長45センチの角の化石だ。白亜紀・第三紀境界の堆積層の最下部より13センチ下で発見されたという。「この化石の発見によって、白亜紀の3メートルギャップが存在しないことが証明された。非鳥類型恐竜が巨大いん石の衝突より前に絶滅したとする仮説とも符合しない」と結論付けた。ただし、「いん石衝突後に堆積した深さ1メートル25センチの層で化石が1個も見つかっていないのは不思議。謎の解明が待たれる」とも話している。
隕石落下により絶滅したと言われている恐竜ですが、今回の発見は否定派の主張に一石を投じるものになったようです。
恐竜が絶滅した原因はわかりませんが、実際は様々な事象が複合的にからみ合って絶滅したのだと私は考えています。きっと隕石だけではないのでしょう。それに伴う環境の変化など様々考えられます。ただ、テイラー氏が言うように「深さ 1メートル25センチ 」の層から化石が見つからないには誠に不思議ですね。化石になるための要素がたらなくなったというのはナンセンスでしょうかね?