東日本大震災による電力不足を補うため、大企業の中にはサマータイムを導入する企業も増えています。そんな中、サマータイムの導入がかえって電気使用量を増加させるのではないかという見方も出ています。
欧米では古くからサマータイムが実施され、1970年代には1%程度電力使用量が下がったという実績があるようです。ところが、エアコンの登場により、この定説が当てはまらないケースが出てきたのではないかというお話。日が出て気温が上昇すれば朝から気温が上昇し、起きる時間が早ければ早いほどエアコンをつけてしまうからです。 東京の夏はまさにこのケースに当てはまるのではないでしょうか。
確かになと考えさせられます。日本の労働者の場合、如何にサマータイム導入していたとしても
ピーク時間の6~7時に帰宅できる人なんて稀でしょうから、電力分散になるのかも甚だ疑問。なぜ、企業や役所が頑張って普及させようとしているのかまったく理解できません。
じゃあ来年になれば結論が出るのか。そうもいかないと思います。ただでさえ、節電意識が高まっており、それがサマータイム導入の結果であるかどうか判断できません。来年国会議員があたかもサマータイムが節電に寄与したなんて高らかに語る場合は、その主張のもととなった根拠に目を向け、ダマされないように注意しましょう。