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2011年6月13日月曜日

波にのるAndroidに迫る影

読売オンラインによれば、Android端末をターゲットにしたウィルスが増え続けており、業界で対応策の検討に乗り出したと報じている。
急速な普及を背景に、個人情報の流出や高額の料金請求を狙うウイルスが急増しているためだ。スマートフォン人気は今後も広がるとみられ、幅広い利用者に配慮した対策が求められそうだ。 
 ウイルス対策の指針作りに共同で取り組むのは、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、シャープ、セキュリティーソフト会社のトレンドマイクロなど84社で、5月に「日本スマートフォンセキュリティフォーラム」を設立した。「利用」「技術」「啓発」の部会を設けて対応を急ぐ。7月頃にウイルス情報を公開する方針だ。
 トレンドマイクロによると、特に米グーグルの基本ソフトウエア(OS)「アンドロイド」搭載端末を標的にしたウイルスが、昨年末の5種類から今年5月で57種類に増えているという。
Android端末はAppleのiOSと比べてAppStoreを通さずにアプリケーションをインストールできるし、ほとんど審査なく公開できるためこうした問題に繋がっている。根本的な対策を行わず、セキュリティソフトを入れてくださいなんてことにならないことを願うばかりだ。ただでさえメモリを消費するし、バッテリーも消費するようになるのはユーザーに不便を強いることになる。
波にのっているAndroidOSにセキュリティという大きな壁が立ちはだかっている。