米Microsoftは12月9日(現地時間)、メディア再生プラグイン「Silverlight 5」の正式版を公開したと発表した。Windowsおよび米AppleのMac版を、Silverlightのページからダウンロードできる。WebブラウザのInternet Explorer(IE)、MozillaのFirefox、米GoogleのChrome、AppleのSafariをサポートする。バージョン5で、H.264動画デコードでのGPUアクセラレーション、XNA APIによる3D描画、信頼された(trusted)アプリケーションによるローカルファイルシステムへの無制限のアクセス、テキストレンダリングの強化などが盛り込まれた。(ITMedia)いよいよ正式にリリースされました。OpenTypeフォントがサポートされ、Postscript Vector Printing APIが提供されることにより、非常に綺麗なテキストや画像を提供できるようになっています。こうした技術は医療関係などの用途にも広がっていくのではないかと期待されます。Silverlight5からは64bit版のIEでも動作可能になるなどHTML5以上に高機能になっているのが特徴です。アウトオブブラウザなどでTwitterクライアントを作ってみると面白いかもしれませんね。
噂ではサポート期間の長さから、最後のメジャリリースとなるのではないかと予測されています。HTML5との関係性からこうした予測は以前からありましたが、本当のところはどうなのでしょうか?名前が変わってASP.NETとかと統合という形で残してもらいたいものです。