Walkman NW-Z1070に乗り換えました。思い返せばSONY CLIE以来のSONY製品です。音質の良さとAndroidの資産であるソフトウェアをたくさん使えるところがいいですね。
箱を開けて液晶を触ってみると、ザラッとした
指が止まるような感覚があります。IS12Tでは液晶に何もつけていませんが、液晶保護シートが必須かもしれません。この点SONYさんは改善の余地がありそうです。なお、防水加工にもなっていないので、運用には気を付けたいと思います。IS12Tとの使い分けができそうですね。ただこの音を聞いたあとにIS12Tの音で満足できるかどうか不安です。
以前使っていたXperiaが搭載していたAndroid OS 2.1より格段に進化したAndroid OS 2.3を搭載した端末になります。以前よりも全体的に高速に動作するようになっている印象を受けます。
予想していたようにx-アプリは使い勝手が悪いものでした。なんとかしたいですね。何か対応策を考えたいところです。PSP用のMedia Goが使えると良いのですが。
音質について語れば、VPTサラウンドという他の端末にはおそらくないであろう機能がついています。これが面白い機能なんです。アリーナやスタジオといった環境を選ぶことができ、臨場感あふれる音になってくれます。ライブ音源を聞く際には、臨場感あふれる音質で聞くことができます。これは上位のヘッドフォンを購入したくなりますね。
IS12Tより操作性において良いところもあります。電源を入れなくても音量の制御が可能なところは便利ですね。
とりあえず自宅にいるときはネットワークをふんだんに使うことができるのでiPadの代わりとしても役に立ってくれそうです。正直iPadはほとんど使っておらず文書を読むときや調べ物をするときに使っていた程度なのでPDAでも十分にこなせる内容なのでした。若干画面が大きいこともあり、この点もカバーできそうです。
何よりも音質が良いことに驚いています。ノイズキャンセルも搭載しており、電車に乗っていても気にならないのは素晴らしいですね。歩くときは怖そうなので、切った方がいいかもしれません。切り替えをもう少しスムーズにできるアプリが必要かもしれません。ウィジェットにあれば最高なのですが、この点はまだ調べきれていません。
ただ致命的な欠点もいくつか存在しています。AndroidOSはタスク管理が最もうまくないOSだと思っています。たくさんのアプリが動くのは嬉しいのですが、そのせいで遅くなったり、バッテリーを消費してしまう傾向が顕著です。WindowsPhoneの方がタスクの切り替えなど非常に高速に感じます。この点はGoogleよりMicrosoftの方が一日の長があるのでしょう。WindowsPhoneの方向性は間違っていないのだと改めて感じました。といったような問題から、タスク切り替え時に一瞬曲が止まったように感じることがあります。下手するとフリーズしたようになります。これはいただけません。
このタスク管理の問題により、さらに公称20時間という連続再生時間も怪しくなってきます。実際どれくらい減ってしまうのかについてもそのうち書いていこうと思います。万人に受け入れられるWalkmanではないと思いますが、今後のSONY製携帯にはこうした機能が順次取り込まれていくことになるのでしょう。この端末が次も出てくるのか分かりませんが、iPod Touchに対抗する端末として様々な形で登場してほしいものです。