米Microsoft Corporationは9日(現地時間)、手元にあるPCのマウス・キーボードでネットワーク上の複数PCを操作可能にするソフト「Mouse Without Borders」を公開した。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。現在、同社の次世代技術を紹介する公式ブログ“Next at Microsoft”からダウンロードできる。「Mouse Without Borders」は、ローカルネットワークを介して複数PCのマウスとキーボードを共有可能にするソフトで、同社のラボ“Office Labs”のQuinn Hawkins氏が主導する“The Garage”プロジェクトの成果物。これって何気にすごくないですか?昔から代用するソフトはいくつかあったような気がするのですが、Microsoftが提供しているところがすごいですね。ダウンロードはこちらから。昔2台のPCを使って開発をしていたときにこういったものがあればかなり楽になるだろうなと思っていました。こうしたソフトを全世界に向けて数多く出してきてほしいものです。
しかし、日本ではGARAGEなんて持っている人が稀なので、あまり親しみのあるものではありませんが、アメリカでは一般的で様々なアイディアが生まれるところとして認識されているんですね。
実際に少し使ってみました。ノートからPCを操作、画面をキャプチャなども簡単に行えました。もう少しわかりやすいといいのですが・・・。ノートは残念ながら無線LANでの接続だったため、突然接続が切れてしまうこともありました。もう少し使い方や設定を勉強して望みたいと思います。