以下、CNNからの抜粋。
ペルー北部の海岸でイルカやペリカンの大量死が相次いだ問題で、同国保健省は、大量死の原因が分かるまで首都リマおよび北部の海岸に近付かないよう呼びかけている。
同国北部の海岸では4月にペリカン538羽以上が死んでいるのが見つかった。ほかにも鳥類の死骸が見つかっており、国営テレビは北部ピウラ州プンタネグラからランバイエケ州サンホセにかけての160キロの海岸で、約1200羽の鳥の死骸が見つかったと伝えている。
一帯の海岸にはこれに先立ち、イルカ約900頭の死骸が打ち上げられていた。それぞれの死因については現在調査中で、関係があるのかどうかも分かっていない。環境省は4月の時点でイルカの死因について、モルビリウイルスやブルセラ菌といった病原菌が流行した可能性もあるとしていた。