ページ

2013年1月5日土曜日

今年はTizenか、Ubuntuか?

DoCoMoを救うTizen

今年もスマートフォン向けのOSがいくつも登場することになりそうです。Samsungが開発を認めたTizenベースのOSも今年発表されるようです。Intelが開発していたMeeGoの後継として開発されていたTizenOSをベースとした端末になるようです。
Android4.2になってからAndroidOSの断片化を防ぐ目的でSDKの使用規約が変更された。これはアプリ開発者やGoogleにとってうれしいことだが、日本のキャリアにとっては喜ばしいことではなかった。残念なことに日本の端末開発会社の多くはキャリアを優先する傾向が強く、4.0.4を採用していることがほとんどだ。今後もしかしたらキャリアのせいでバージョンアップができない可能性も否定できない。何かと束縛したがるDoCoMoがTizenに飛びつくのも分からなくはありません。

 

本命はUbuntu?

日本時間3日に発表されたUbuntuPhone。このインターフェースはなかなかGoodに感じています。CESでのデモが気になるところですが、UbuntuはデスクトップOS、サーバーOSとして人気のLinuxディストリビューションなので、期待が持てそうです。javaベースでなく、すべてNativeコードで動いてくれることから速度面でもかなり期待できます。わかりやすSwipeベースのインターフェースも使い勝手がかなりよさそうです。個人的にAndroidには限界を感じ始めているため、カスタムRom的な位置づけでギークの間で流行っていくかもしれません。

再起を図るWindowsPhone,BlackBerry

再起を図っているWindowsPhoneも今年日本で発売されると思います。Windows8ベースのWindowsPhone8の登場により、Windows8との連携が加速していくと思われます。ただ、端末を開発していたNokiaがモバイル事業をMicrosoftに売却するのではないかとの見通しもあり、どうなっていくのか不安材料も多いのが難点。
また開発の遅れていたBlackBerryOS Xが登場し、いよいよ本格的なタッチインターフェースを搭載してきます。今までの小さなスクリーンから大きなスクリーンで扱うことができるようになり、一覧性や操作性で非常に魅力的なインターフェースを搭載してきます。HTML5にも対応し、ブラウジングにも期待が集まっています。

このように今年もモバイル関連のニュースが目白押しになりそうです。本当に楽しみです。