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2010年9月21日火曜日

スペイン本土での闘牛の禁止

世界から文化的なものがまたひとつ消えようとしている。2010年7月28日にはスペイン本土のカタルーニャ州で闘牛禁止の法案が可決、2012年から州内で闘牛を行なうことを禁止としたようだ。
カタルーニャ州といえば、バルセロナを要する州であり、マドリードにつぐ人口を要する地域である。そのような中心地での禁止法案成立は意外な出来事だった。
動物愛護団体の批判が多いようだが、文化的な闘争に敗れ去ったようだ。批判するのは結構だと思うが、歴史的に築かれたものであり、それが衰退していく様を見るのは寂しいものだ。
ちなみに日本人の闘牛士もひとりだけいるらしい。スペイン南部のウェルバで活躍しているようなので、まだ彼の活躍をみる機会がありそうだ。
人間が野蛮ではない証拠としてこのような動向が近年表面化してきている。非常に残念だ。